サイングッズ購入検討の参考に 直筆サイン ペトロフ編

今回サインを紹介するのは、ヴィタリー・ペトロフです。

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2012年モナコGP FP1にて撮影

ペトロフは、ロシア人初のF1ドライバーとして2010年にルノーからデビュー。

ルノーから2年間参戦した後、2012年はケータハムに移籍。

2012年をもって、3年間のF1ドライバー生活に幕を下ろしました。

当初はペイドライバーとも言われていましたが、2011年オーストラリアGPでは3位表彰台を獲得する等しっかりと成績も残し、F1を退いた後はWECでも活躍しました。

 

そんなペトロフのサインを紹介する前にいつものお約束です。

私もサイングッズを購入することがあります。

ただ、ここでご覧頂くのは購入品ではなく、私がペトロフから直接もらったサインのみ、100%直筆と断言できるものだけです。

ではご覧下さい。

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何と書いているかはわかりませんが、非常に特徴的なサインだと思います。

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WEC参戦時にも富士でサインをもらいました。

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ネット上でのサイングッズの売買はそれほど多くはないようですが、時々見かけます。

私個人としては今のところ偽物の存在は認識していませんが、真贋の判断に迷った際や、本物を見たことが無くて判断がつかないような時は、ここに掲載したサインを参考にしてみて下さい。

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サイングッズ購入検討の参考に 直筆サイン ブルーノ・セナ編

今回サインを紹介するのはブルーノ・セナです。

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ブルーノは、皆さんご存知の通り、伝説のF1ドライバーであるアイルトン・セナの甥です。

F1には2010年にヒスパニアからデビュー。

翌2011年は当初ロータスルノーGPのリザーブドライバーでしたが、ハイドフェルドの離脱もあってシーズン後半はレギュラードライバーに昇格。

2012年はウイリアムズに移籍しましたが、目立った成績を残すことができず、この年を最後にF1のシートを失いました。

F1を退いた後は、主にWECなどで活躍していました。

 

そんなブルーノのサインを紹介する前にいつものお約束です。

私もサイングッズを購入することがあります。

ただ、ここでご覧頂くのは購入品ではなく、私か妻がブルーノから直接もらったサインのみ、100%直筆と断言できるものだけです。

ではご覧下さい。

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フルネームであるBruno Senna Lalliのイニシャル、BSLと書いているように見えますが、他のサインでは、Sは3文字目のようにも見えるので、詳細は不明です。

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1文字目がBであることは間違いなさそうなので、Sが3文字目の場合、2文字目がLなのでしょうか。

 

F1の参戦期間としてはそれほど長くなく、また特に目立った成績も残せませんでしたが、名前から知名度は抜群なので、サインを含めたグッズの人気はそれなりに高いようです。

ネット上で売買されているのも度々目にします。

サイングッズの購入検討時に、直筆サインを見たことが無い方や、真贋の判断に迷う方は、ここで掲載したサインを是非参考にしてみて下さい。

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2012年モナコGP FP1にて撮影

サイングッズ購入検討の参考に 直筆サイン カーティケヤン編

今回サインを紹介するのは、ナレイン・カーティケヤンです。

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2012年モナコGP FP1にて撮影

カーティケヤンのF1デビューは2005年、ジョーダンからでした。

インド人初のF1レギュラードライバーでしたが、目立った成績を残せずに1年でシートを失いました。

その後、長いブランクを経て、2011年にHRTから復帰。

しかし、シーズン後半にはダニエル・リカルドにシートを奪われてしまい、2012年に再びHRTから参戦しましたが、2012年をもってF1界からは退きました。

F1では目立った成績は残せませんでしたが、F1参戦前の2001年と、F1を退いた後の2014年~2019年の計7年に亘り、日本国内のレースに参戦していましたので、F1での成績の割には日本のレースファンからの知名度は高いと思います。

 

そんなカーティケヤンのサインを紹介する前にいつものお約束です。

私もサイングッズを購入することがあります。

ただ、ここでご覧頂くのは購入品ではなく、私がカーティケヤンから直接もらったサインのみ、100%直筆と断言できるものだけです。

ではご覧下さい。

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「Narain」と書いているように見えます。

 

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大きく崩れたり、時間と共に変化していったりということもあまり無いように見えます。

実際、私がもらったサインも、2012年モナコGPでもらったものもあれば、F1を退いた後に日本国内でもらったものもありますが、大きな違いはありません。

 

F1参戦期間以上の長期に亘り、日本のレースに参戦していましたので、カーティケヤンのサインが欲しい方は、本人から直接もらった方も多いと思います。

なので、ネットでの購入を検討する機会も少ないかもしれませんが、機会があれば参考にしてみて下さい。

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サイングッズ購入検討の参考に 直筆サイン コバライネン編

今回サインを紹介するのは、ヘイキ・コバライネンです。

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2012年モナコGP フォーメーションラップにて撮影

コバライネンは2007年にF1デビューを果たし、2012年まで6年間レギュラー参戦しました。2013年はシーズン終盤で欠場したライコネンの代役として2レーススポット参戦もしています。

2007年には前年チャンピオンチームのルノーからデビューし、2008年はマクラーレンに移籍するなど、トップチームからも複数年参戦し、2008年には1勝をあげる等、一定の成績を残しました。

F1を退いた後は、皆さんご存知の通り、2015年から2021年の7年間に亘りスーパーGTに参戦していました。F1勝利経験者のスーパーGT参戦ということで、当初非常に話題になったと記憶しています。

長年日本でレースをしていましたので、サインをもらったことのある方も多いかもしれません。

上記の通り、レギュラードライバーとしての参戦はF1で6年間、スーパーGTは7年間ですが、本人のインタビュー記事を見ますと、F1参戦は2013年も含めた7年間という認識で、F1参戦とスーパーGT参戦期間は同じ期間という認識のようです。

www.motorsport.com

そんなコバライネンのサインを紹介する前にいつものお約束です。

私もサイングッズを購入することがあります。

ただ、ここでご覧頂くのは購入品ではなく、私がコバライネンから直接もらったサインのみ、100%直筆と断言できるものだけです。

また、コバライネンにもらったサインは、全てスーパーGT参戦中にもらったものです。F1参戦期間(特に参戦初期)のサインとは変化している可能性もありますのでご了承下さい。

ではご覧下さい。

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イニシャルのHKと書いているように見えます。

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少し崩れる(つぶれる)と、下のようなサインになることもありました。

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非常に気さくで、サインもいつも快く応じてくれた印象です。

スーパーGT参戦は2021年をもって終了となりましたので、今後はサインをもらえる機会も減ってしまうと思いますが、機会があれば思い切って声をかけてみることをオススメします(もちろん、迷惑でないタイミングを見計らってください)。

 

さて、このブログの更新も、2021年はこれで最後になると思います。

来年2022年こそは、このブログの本来の趣旨である海外GP観戦を再開できることを願っています。

それでは、良いお年をお迎え下さい。

サイングッズ購入検討の参考に 直筆サイン グロック編 & 2021年シーズンから思うこと

前回ブログで、2013年参戦ドライバーの直筆サイン紹介も一巡したので、今回からは2012年参戦ドライバーの直筆サインを紹介していきます。

2012年は、HRTの消滅もあり、この年を最後にF1を去ったドライバーは比較的多い年です。

具体的には、シューマッハーブルーノ・セナコバライネンペトロフデ・ラ・ロサカーティケヤングロックと、7名にもなります。かなり入れ替わりの多い年だったと思います。

ここで1つ、先に白状しておきます。

2013年以降のレギュラードライバーは、コロナ禍の2020年以降デビューしたドライバーを除いて、全員のサインを紹介してきましたが、2012年参戦ドライバーは、サインをもらえていないドライバーが1名います。

それはシューマッハーです。シューマッハーのサインがもらえていないことは、だいぶ前に、こちらのブログでも書きました。

従って、レギュラー参戦全ドライバーの直筆サインを紹介できるのは2013年まで。

2012年以前の参戦ドライバーの直筆サインは、サインをもらえたドライバーに限定して紹介していきます。

 

今回はグロックのサインを紹介します。

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グロックは2004年にジョーダンから数戦出走しましたが、一旦シートを失い、2008年にトヨタからの参戦でF1復帰。トヨタが2009年でF1から撤退したことを受け、2010年からはヴァージンに移籍。2012年マルシャを最後にF1を去りました。

F1を去った後は、DTMで今でも現役で参戦しています。

トヨタからの2シーズンの参戦もあり、日本人にもよく知られたドライバーです。

一方でサイングッズの流通は少なく、稀に出品されると比較的高値で取引されているようです。

私がもらったサインは、2012年モナコGPでもらった2点のみです。

ご覧下さい。

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あまり流通していないので、直筆サインを見たことが無い方や、真贋の判断に迷う方も多いと思います。購入検討時の参考にして下さい。

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2012年モナコGP FP3にて撮影

 

続いて、タイトルにも書きましたが、2021年シーズンから個人的に思うことを書きたいと思います。

誰が勝ったとかの話は触れません。そういう観点のブログやネット記事は他に多数あるので、そちらに譲ります。

まずは、こちらのブログで触れた、角田君についてです。

f1world.hatenablog.com

最終的な答え合わせは角田君が引退した時にしたいと思いますが、1年を終了した時点では、私の予想を超えることは無かったかなという印象です。

来年以降、私の予想を良い意味で裏切ってくれることを期待しています。

 

次に、このブログの本来の主旨でもある、現地観戦についてです。

ご存知の通り、2021年は日本GPも行われませんでしたし、海外渡航も極めて制限されていたため、現地観戦はできないままでシーズンが終わってしまいました。

一方で海外に目を向けると、多くのレースが開催され、ピットウォークなどのドライバーとファンとの交流も行われていました。国境を跨いだ移動も多数行われているように見えました。

感染者数という無意味な指標に一喜一憂して鎖国を続ける日本と、重症者や死者数という指標を基に意思決定を行う海外との違いが際立ったと思います。

ワクチン接種か陰性証明(あるいは両方)があれば、マスク着用以上の行動制限がほとんど無い国も増えています。

この違いの背景には、日本人の理系離れも影響していると思います。各種データに対する論理的な評価ができず、「怖い」「心配」といった感情が意思決定の主体となっているように思います。

ウイルスが完全に無くなることはありませんし、感情主体で意思決定を行う日本人の特性がすぐに変わることもないでしょうから、このままでは、来年も現地観戦ができないのではないかと大いに心配です。