前回ブログで、2013年参戦ドライバーの直筆サイン紹介も一巡したので、今回からは2012年参戦ドライバーの直筆サインを紹介していきます。
2012年は、HRTの消滅もあり、この年を最後にF1を去ったドライバーは比較的多い年です。
具体的には、シューマッハー、ブルーノ・セナ、コバライネン、ペトロフ、デ・ラ・ロサ、カーティケヤン、グロックと、7名にもなります。かなり入れ替わりの多い年だったと思います。
ここで1つ、先に白状しておきます。
2013年以降のレギュラードライバーは、コロナ禍の2020年以降デビューしたドライバーを除いて、全員のサインを紹介してきましたが、2012年参戦ドライバーは、サインをもらえていないドライバーが1名います。
それはシューマッハーです。シューマッハーのサインがもらえていないことは、だいぶ前に、こちらのブログでも書きました。
従って、レギュラー参戦全ドライバーの直筆サインを紹介できるのは2013年まで。
2012年以前の参戦ドライバーの直筆サインは、サインをもらえたドライバーに限定して紹介していきます。
今回はグロックのサインを紹介します。
グロックは2004年にジョーダンから数戦出走しましたが、一旦シートを失い、2008年にトヨタからの参戦でF1復帰。トヨタが2009年でF1から撤退したことを受け、2010年からはヴァージンに移籍。2012年マルシャを最後にF1を去りました。
F1を去った後は、DTMで今でも現役で参戦しています。
トヨタからの2シーズンの参戦もあり、日本人にもよく知られたドライバーです。
一方でサイングッズの流通は少なく、稀に出品されると比較的高値で取引されているようです。
私がもらったサインは、2012年モナコGPでもらった2点のみです。
ご覧下さい。
あまり流通していないので、直筆サインを見たことが無い方や、真贋の判断に迷う方も多いと思います。購入検討時の参考にして下さい。
続いて、タイトルにも書きましたが、2021年シーズンから個人的に思うことを書きたいと思います。
誰が勝ったとかの話は触れません。そういう観点のブログやネット記事は他に多数あるので、そちらに譲ります。
まずは、こちらのブログで触れた、角田君についてです。
f1world.hatenablog.com
最終的な答え合わせは角田君が引退した時にしたいと思いますが、1年を終了した時点では、私の予想を超えることは無かったかなという印象です。
来年以降、私の予想を良い意味で裏切ってくれることを期待しています。
次に、このブログの本来の主旨でもある、現地観戦についてです。
ご存知の通り、2021年は日本GPも行われませんでしたし、海外渡航も極めて制限されていたため、現地観戦はできないままでシーズンが終わってしまいました。
一方で海外に目を向けると、多くのレースが開催され、ピットウォークなどのドライバーとファンとの交流も行われていました。国境を跨いだ移動も多数行われているように見えました。
感染者数という無意味な指標に一喜一憂して鎖国を続ける日本と、重症者や死者数という指標を基に意思決定を行う海外との違いが際立ったと思います。
ワクチン接種か陰性証明(あるいは両方)があれば、マスク着用以上の行動制限がほとんど無い国も増えています。
この違いの背景には、日本人の理系離れも影響していると思います。各種データに対する論理的な評価ができず、「怖い」「心配」といった感情が意思決定の主体となっているように思います。
ウイルスが完全に無くなることはありませんし、感情主体で意思決定を行う日本人の特性がすぐに変わることもないでしょうから、このままでは、来年も現地観戦ができないのではないかと大いに心配です。