2022年F1シンガポールGP 10月2日(日)決勝

この日も睡眠時間は前日と同じような状況でしたが、二度寝はせずに朝食後は外出。

目的は妻へのお土産です。

今回は諸事情あって、妻は日本で留守番。

買ったのはこちらです。

ご存知の方も多いと思いますが、スタバの「YOU ARE HERE collection」というマグカップです。

シンガポールのは既に1つ購入済みだったのですが、違うのがあったら買ってきて、とのリクエストだったので買ってきました。

ホテル最寄りのスタバは、以前はラッフルズ病院のビルにあったのですが、そこが閉店してしまっていたのでブギスジャンクションのスタバへ行ってきました。

我が家には、シンガポール以外には、オーストラリアやUAEアブダビ)のYOU ARE HERE collectionがあります。

妻への土産も手配完了。

 

ちなみに、シンガポールの街中のコロナ関連ルールが気になる方もいると思うので少し書いておきます。

まず日本人が大好きなマスクですが、病院と公共交通機関以外の場所では不要です。

病院と公共交通機関では、日本のようなお願いという曖昧なものではなく、必須です。タクシーは公共交通機関ではないので不要です。

シンガポール入国時のブログに書いた、スマホBluetoothオン、Trace Togetherアプリをバックグラウンドで常時起動状態にしておく、ということ以外のルールや制約は特にありませんでした。

検温や消毒液などといった無意味なものも、私が行動した範囲においては一切ありませんでした。

 

ホテルへ戻り、準備をしてサーキットへ。

ゲートオープンの時間に到着。少し並んでました。この時はまだ日傘を差すほど晴れてました。

入場後はまずはドライバーの入り待ちから。

この日も多くのドライバーが車で現地入り。残念。。。

Zone 1 Walkabout Combinationチケットでは、日曜は席は無く、立ち見です。

雨予報が出ているのは知っていたので、土曜日に発見したターン21過ぎ外側の雨をしのげるエリアで陣取りました。

まずはドライバーズパレード。

今年で引退を発表したベッテル

前回のシンガポールGP(2019年)の勝者ですね。

それから、来年アルピーヌへ移籍するガスリー。

2017年のスーパーフォーミュラ参戦から続くホンダとの縁も、とうとう切れることになってしまいました。

ドライバーズパレードの時はまだ雨が降る前でしたが、この後雨が降り出し、レーススタートはディレイ。

私がいた雨よけエリアも、周りから多くの人が押し寄せました。

先に陣取っておいて良かった。

 

予定よりだいぶ遅れてレースはスタート。

しばらくは同じ場所から観ていましたが、立ち見なので他の場所にも行ってみました。

まずはターン2の内側。

このエリアに来たのは初めてでしたが、かなり大きな立ち見用スタンドがありました。

人もたくさんいて、人気の立ち見スポットですね。

ただ、雨避けになるようなものは何も無かったように見えました。

スコールが来たらレインコートで耐えるしかないと思います。

 

それから、ターン5の外側でこんなものを発見。

クラッシュした周冠宇のマシンです。

フロントウイング右側を損傷していました。

 

その後は、最終コーナー手前の内側(シンガポールフライヤーの辺り)から見ていました。この場所からだとモニターも見えるのでレース展開も把握できます。

最終コーナーに向かうベッテル

今年で引退は寂しいものです。

 

そしてレースは終了し、花火の打ち上げ。

 

この後、いつものようにドライバーの出待ち。

ここで、ちょっとしたトラブルがありました。

実質的に今年が最後になりそうなリカルド。

車で現地入りしていて、帰りの車に乗り込む前にファンにサインをしてくれようとしたのですが、ファンが柵を超えてリカルドに殺到。まるで日本のような酷い押し合いの状況になってしまいました。

この状況では、たとえサインがもらえても、ブレブレの酷いサインになってしまうのは予想できたので、私は押し合いには加わらず、リカルドのサインは諦めました。

気持ちはわかります。

何度か書いている通り、今年は多くのドライバーが車で現地入りし、徒歩のドライバーもファンの前を素通りすることも多く、出待ち・入り待ちしていたファンからすると、欲求やフラストレーションが高まっていたんだと思います。もちろん、3年振りのGP開催という要因もありますし。

ただ、日本で頻発するドライバー周りでの押し合いが嫌で海外GPに軸足を置く私としては、とても残念な光景でした。

同じアジア人ということで、気質が似ているのでしょうか。

来年以降のシンガポールGP、行かないという選択肢も含めて要検討です。

2022年F1シンガポールGP 10月1日(土)予選

金曜フリー走行の後は明方の4時頃まで出待ちしてたので、ホテルに戻ってシャワーを浴びて、荷物を整理して寝たのは5時過ぎ。

昼過ぎまで寝たいところですが、ホテルの朝食を食べたいので、9時半頃起床。朝食後は二度寝しようとベッドに入ったのに、結局寝れず。金曜と同じパターンです。

ところが、この日は昼頃からスコールが来て、そろそろホテルを出ようかなという時間になってもまだ降っていました。

ちなみに、シンガポールの雨は日本のように1日中降ることは少ないように思います。少なくとも、私の経験上はありません。基本的には数時間で止みます。ただ、それが1日に1度とは限らないのが難しいところです。

 

というわけで、この日は2016年にも入り待ちをした、リッツカールトンの下、以前のGATE9で入り待ちすることにしました。

この場所は外廊下のようになっていて屋根もあるので、雨の日には最適です。

ここでの2016年の入り待ちの様子は下のブログをご参照ください。写真を見て頂ければ、屋根がある様子もわかると思います。

f1world.hatenablog.com

ところが、現地に着いて驚愕。

入り待ちエリアのリッツカールトンの下、外廊下のような部分が入場規制されており、入れなくなっていました。

近年のマップからGATE9表記が無くなったのはそういうことだったのか。

その代わりに、周辺のホテルやモールと繋がるペデストリアンデッキ上にファンの群れが。。。

ちょうど雨も上がってきたところだったので、前日同様、パドックゲート前での入り待ちに変更。

ただ、だいぶ出遅れてしまったので、レギュラードライバーはほとんど会えませんでした。

メルセデスリザーブのデフリース発見。

来年アルファタウリからのF1デビューが決まりました。

 

FP3が近付いてきた頃、またスコールがありました。

席はメインストレートでしたが、屋根が無いので雨をしのいで観戦できるポイントを探索。

見つけました。

上の道路が屋根になってくれて、見事に雨がしのげます。

場所はターン21を過ぎたところの外側です。写真左側に見えるコーナーがターン21です。

徐々に雨も止んできて、コースの水かきをして走行準備です。

FP3は30分遅れで開始され、30分のみでした。

FP3開始前には雨も完全に止んだのでここでは観戦せず、メインストレート席に戻ってFP3と予選を観戦。

シンガポールではスコールがほぼ毎日あるので、自分の行けるゾーン内で、このような雨避け観戦スポットを見つけておくことは安心材料になると思います。

ちなみに、このターン21外側エリアはゾーン2です。また、パドックゲート外の出待ちスポットはゾーン1です。ゾーン3やゾーン4のチケットだと入れない場合があるのでご注意下さい。

入れるチケットの方は、どうぞ参考にして下さい。

 

予選も終わり、出待ちでサインをもらってこの日も終了。

シンガポール3日間でもらったサインを紹介します。

まずは1/2ヘルメット。

角田くん、マグヌッセンミック・シューマッハです。

角田くんはバイザーが曲面なので、一部跳んでしまいましたが、全く問題無しです。

ミックはゴールドのバイザーにゴールドのペンなので少し見にくいですが、これも仕方ないですね。

 

次に1/43ミニカーです。

ミック、ジョビナッツィガスリー×2、ラッセルです。

ガスリーは、毎日1つずつ、全部で3つもらいましたが、2つ載せておきます。

ラッセルは黒ペンだったので少し見にくいですね。

1/2ヘルメットのミックや、1/43ミニカーのラッセルのように、見にくいペンでのサインとなってしまうことも多々あります。どちらも私は銀ペンを用意していたのですが、ドライバーが持っていたペンでそのままサインという状況でした。

持ち替えるのも面倒でしょうから、気持ちはわかります。ちょっとだけ残念ですが。

 

それから、過去にサイン無しの状態で入手していたカードにもサインもらいました。

ルクレールボッタスストロールです。

 

それから色紙。

角田くん、ミック、デフリース、周冠宇です。

載せてませんがウェバーも色紙にもらいました。

 

あと、過去のプログラムにもいくつかサインをもらっています。

プログラムと言えば、私はF1現地観戦をした時には、記念として必ずプログラムを買っていました。もちろん、そこにサインをもらうという目的もあります。

ことろが今回のシンガポールGPは、プログラムがありませんでした。

売り場も無かったので、案内のスタッフに聞いたところ、今年は作っていないとのこと。デジタル化が進むシンガポールなので、必要な情報は全てホームページに掲載していれば、紙のプログラムは不要だという判断なのかもしれませんが、個人的にはとても残念でした。

 

さて、3日間でこれだけのサインをもらっていれば、日本GPしか経験していない方からすると、とても多くのサインをもらっているように感じるかもしれませんが、シンガポールGP5回目の私からすると、例年の半分以下といった印象です。

大きな要因は、車で現地入りするドライバーが多かったことです。

私の記憶の限りで、3日間毎日歩いて現地入りしていたのは、ペレスオコンアロンソ、ガスリー、ストロールアルボン、ラティフィ、ボッタス、周、マグヌッセン、ミック。

ほぼ半分のドライバーが車でした。

車でも、帰りに乗り込む前に少しサインをくれたり、3日間の内、1日だけは歩きだったりもしましたが、それは稀なパターン。

また、歩いて現地入りするドライバーでも、比較的丁寧にサインに応じてくれていたのは、オコン、ガスリー、アルボン、ボッタス、周、ミックで、他のドライバーは素通りが大半でした。

ストリートサーキットならではのドライバーとの接点の多さが魅力のGPでしたが、なかなか今年は魅力低下です。

車での現地入りが多かったのも、コロナを気にして、ということではないと思います。

コロナを今でも気にしているのは世界中でもアジアの一部の国だけで、ドライバー達は当然ですがマスクもしてません。

今回は円安や燃料代高騰によるフライト値上がり等で、コロナ前のほぼ倍の金額がかかりました。

この価格でこの満足度であれば、シンガポールに5年間住んでいた友人も既に帰国済みですし、今後はシンガポールGP現地観戦は控えめにして、ドライバー接点が多い他のGPを探すことも検討します。

候補としては、オーストラリア、アゼルバイジャンあたりかな。

もちろん他の行ったことが無いGPも、引続き色々検討します。

2022年F1シンガポールGP 9月29・30日(木金) 出入国&フリー走行

やっと、やっと行ってきました、海外F1グランプリ。

皆さんが気になっていると思われる、コロナ禍での出入国手続きについても経験の範囲で書いておきます。

 

思い返すと、このブログはコロナで色々制限され始めた2020年4月に、自粛で家にいる時間を持て余して始めました。

そのあたりの経緯の詳細は初回のブログをご参照頂くとして、当時は2022年9月まで次の海外GPに行けないなんて、思ってもいませんでした。

2020年は難しいかもしれないけど、2021年には行けるだろう、くらいの感覚でした。

世界の大半は2021年後半には、ほぼ正常化しましたが、日本を含む一部の国は2022年に入っても各種制限を継続。いやぁ、長かった。

前回の海外GP観戦は2019年シンガポールGP2019年アブダビGPは妻だけ行って私は留守番でしたし、2020年オーストラリアGPは現地にいたのに直前で中止だし、丸3年が経ってしまいました。

 

出発は羽田空港から。木曜の仕事を終えてから、夜の空港へ。金曜は休みを取りました。

人少なっ!!

ただ、シンガポール航空のチェックインカウンターだけは、結構人がいました。

半分以上は外国の方でした。

心配性日本人は、まだまだ海外には行けないようです。

それから、シンガポールが目的地ではない人もかなりいました。

アジアのハブ空港は、従来は香港とシンガポールが勢力争いをしていたようですが、香港は中国政府による国家安全法施行とコロナ関連の厳しい規制により客離れが進み、シンガポールがアジアのハブ空港として利用されることが増えたようです。

 

シンガポール到着は9/30(金)の早朝。

そのままホテルへ直行。6時前にはホテル到着。

ただ、アーリーチェックイン予約をしていないので、ホテルのロビーで休憩。

正規のチェックインタイムは14時なので、8時間も待つのか・・・と思っていると、見かねたホテルスタッフが「10時にはチェックインできるようにします」と言ってくれました。アーリーチェックインの追加料金無しで、待ち時間4時間に半減できそうです。

ただ、10時になると、スタッフが入れ替わっており、さっきのスタッフがいません。別のスタッフにチェックインしたいと言うと「チェックインは14時から」。全然引き継いでないじゃん。。。

「さっき別のスタッフから10時にチェックイン可能って言われた」と伝えると、「じゃぁ準備するからちょっと待って」と。11時過ぎに、無事チェックインできました。

機中泊だったので、ゲートオープンの14時まで少し寝ようかと思いましたが、3年ぶりの海外F1を前に、興奮で寝れず。WEC前日と同じですね。

 

ということで、ゲートオープンに合わせて入場し、まずは入り待ちスポットのパドックゲート前へ。

既に何人か先客がいました。

ただ、今年は例年以上に車で現地入りするドライバーが多く、サインは期待したほどもらえませんでした。

 

入り待ちが一段落したところで、観戦席へ。

以前のブログで書いた通り、チケットはZone 1 Walkabout Combination。金曜土曜はメインストレート席です。

席は、アルボンピットの前あたりでした。

最上段なので、見晴らしも良好。

左(最終コーナー側)を見るとこんな感じ。

右(1コーナー側)を見ると、こんな感じ。

それぞれ、夜の景色はこんな感じです。

 

フリー走行見て、出待ちで少しサインももらい、この日は終了。

久しぶりに見たF1は、やっぱり迫力ありますね。WECとも違う良さがあります。

 

最後に、コロナ禍での日本出国・シンガポール入国の手続について書いておきます。

まず、シンガポール入国の事前準備としては主に3つ。

1つ目は、ワクチン接種証明書の取得です。

これは、住民票のある市区町村が発行してくれます。

シンガポール入国には、短期滞在であれば2回接種で可能です。長期滞在の場合は3回接種が必要です。

2つ目は、SG Arrival Cardの登録です。

これはネット上で可能なので、大使館等に行く必要はありません。

3つ目は、Trace Togetherというアプリのダウンロードと、個人情報の登録です。

個人情報の登録が終わると「アプリのactivateは入国のイミグレを通過してから」と書いてあるので、activateしないで事前準備は完了。

 

実際に空港での手続き時は、まず羽田のシンガポール航空のチェックインカウンターで、SG Arrival Cardの登録が済んでいるか聞かれたくらい。

出国ゲートでもコロナ関連の手続は特に何も無し。

シンガポール入国時の手続は、更に何も無し。

コロナ前と同じ、指紋登録と顔確認のみ。

SG Arrival Cardのことも、Trace Togetherのことも、何も言われないし聞かれませんでした。

シンガポールはIT先進国ですし、SG Arrival CardもTrace Togetherもパスポート番号を登録しているので、入国審査官の手元の端末には、登録状況が連携されているんだと思います。なので、聞くまでもないのかなと思います。

イミグレ通過後にTrace Togetherをactivateし、Bluetoothオン、Trace Togetherアプリをバックグラウンドで常時起動状態にして、コロナ関連の対応は完了。

事前準備は多少面倒でしたが、当日空港での手続きはコロナ前とほとんど変わりませんでした。

2022年WEC@富士 9月11日(日)決勝

この日はホテルから出発なので、金曜土曜と違って朝はゆっくり出発。

ちなみにホテルは「ホテルジャストワン 富士小山」に泊まりました。

このホテルのメリットとしては、

・サーキットから近い。チームスタッフも何チームか泊まっていました。

・大浴場と食堂からの富士山が絶景。部屋からも向きによっては同じ景色が楽しめます。私が泊まった部屋は逆向きでした。

・値段も手ごろ。ツイン素泊まり1泊2万円くらい。レースウィークエンドにこの近さで1人1泊単価1万円程度で泊まれるなら十分。

一方デメリットとしては、

・周囲に店が無い。素泊まり予約だったのでチェックインしてから周辺で夕飯を食べようと思っていましたが断念。ホテルの食堂で食べました。味は全然問題無し。車出すなら御殿場市街まで行けばいいですが、お酒飲みたいと徒歩圏しか選択できないので、その場合は選択肢が無いように思います。

 

サーキットに着くと、この日は6時間レースが行われるので、午前中の内から色々と始まります。

まずはパドック側に行き、走行開始車両をチェック。

トヨタも出動。

その後はグランドスタンドに戻り、スタート進行を観戦。

気分も盛り上がってきます。

今回、レース中に初めての観戦方法を経験しました。

それは、ヘリコプターからの観戦です!

ヘリコプタークルーズがあるのは土曜日に旗を見て知りました。値段次第で乗ってみようということで、価格リサーチ。

事前の価格目線としては、2人で10万以下なら有りかなと。10万超えたら要検討。このくらいの想定でした。

価格を聞いてびっくり。なんと1人6,900円!2人で13,800円!激安!!1桁見間違えたかと本気で思いました。

この値段で、コース上空を2周してくれるんです。

1周だけで、もうちょっと安い(4~5千円くらいだったかな)のもありましたが、6,900円で十分安いので、そちらで決定。

予約をしようとしたところで、受付の人のはっきりしない受け答えにもやもや。

私「レース時間内(17時迄)で2人で乗れますか?」

受付「結構混んでます」

私「??? 乗れるんですか?乗れないんですか?」

受付「結構混んでます」

〇か×かの答えが欲しくて、〇か×かで答えられるような質問をしたつもりなんですが、よくわからない答えが2度も繰り返され、かなりイラっとしましたが、結果的に無事予約。

予定時間まではグランドスタンドで観戦し、時間前にサーキット敷地内のヘリポートへ。

予定時間より少し遅れましたが、無事フライト開始。

まずは1コーナー側から。

ダンロップコーナー側からも。

もちろん、走ってるマシンもよく見えました。

フライト時間は5分程度でしたが、初めてのヘリコプターは大満足です。

これ1人6,900円は安い!

F1(鈴鹿)でもやってほしい!

レース結果は、トヨタのワンツー。

もちろん様々な苦労はあると思いますが、順当で正直面白みには欠けます。

ただ、2018年から続いていた、ワークス参戦トヨタのみ、ライバルメーカー不在という状況は、ようやく今年、プジョーの参戦で解消しました。

プジョーのマシンはまだまだ開発途上で、レースは性能調整(BOP)によってコントロールされていましたが、2023年からは更にいくつかのメーカーの参戦も予定されていますし、以前のような開発競争の時代に戻ってくれたら久しぶりにWECが楽しくなるかもと期待しています。

 

さて、レースも終わり、帰宅時に大渋滞にハマりましたので情報共有します。

東京方面から車で来る方には参考になると思います。

まず、ナビからは、大井松田まで下道で行って、そこから東名に乗るルートを提案されました。

このルート、過去に経験済みです。結論から言うと、このルートは失敗です。なのでこのルートは採用しません。

ちなみに何故だめかというと、結局その下道が混むからです。

ナビはVICSの渋滞情報を基にルート提案をしてきます。高速や都市部の大通りなら渋滞情報はかなり正確ですが、地方の小道は渋滞しててもVICSに反映されないことが多々あります。大井松田まで下道で行こうとすると、VICSに反映されない渋滞が続き、全然遅かったです。その後VICS精度が向上していれば、現在はナビと実際の渋滞ギャップは解消しているかもしれませんが、経験上、そのルートは採用しません。

 

実際に使ったルートは、足柄スマートICから東名に乗るルート。

これが大失敗でした。IC手前の一般道が大渋滞。

このスマートICが開通した直後は、まだ認知度も低く、古いナビにも出てこないので空いていました。レース後のようなタイミングでも、多少の混雑はありましたが、比較的スムーズに通れました。

ところが今回3年ぶりに行ってみたら、酷い渋滞でした。認知度も上がり、車の買い替えやナビの地図の書き換えなどが進んだ結果、このルートを選択する人が増えたのでしょう。

ただ、足柄スマートICは、多くの車を通すことを前提にした作りではありません。ゲートは1車線しかありませんし、一時停止が必要で、前の車がゲートエリアを抜けるまでは次の車は手前で待ってないといけないという運用です。

結局、途中で渋滞の列から外れて、御殿場ICから東名に乗りました。

御殿場ICも、手前の一般道が混むのですが、この時は既に解消していました。なので、多くの車が足柄スマートICに流れ込むようになった今となっては、結局は御殿場ICへの回帰が正解なのかもしれません。

東名は流れていたので、足柄渋滞の原因は高速本線ではなく、ICにあると思います(渋滞の先頭まで行っていないので、本当の原因は別にある可能性もゼロではありませんが)。

 

以上で、3年ぶりの現地観戦となったWECは終了しました。

総括しますと、パドックエリアでのピット裏立入禁止という、チケット詐欺のようなことはありましたが、ピットウォークやサイン会も行われ、ヘリコプター観戦という初体験もでき、3年ぶりという加点要素も加味すれば、総じて満足です。

来年も、参戦ドライバー次第ではありますが、行こうかなと思います。

富士スピードウェイさん、チケット詐欺だけはやめて下さい。

2022年WEC@富士 9月10日(土)予選

前回のブログに続き、9月のWEC富士観戦記です。

前日金曜は一旦帰宅したため、土曜は再び自宅から出発。

早朝に出発した甲斐も有って、特に渋滞も無くスムーズに現地入り。

パドックオープンの時間に合わせて到着。

パドックでは、少しですが、ドライバーと写真を撮ったり、サインをもらったり。

ハートレイ

ブエミ

ヴルツ(トヨタのアンバサダー)

ピット裏規制されてるのにサインもらえるの?と思う方もいるかもしれません。

詳細は後述しますが、少しなら可能です。

午前中のフリー走行はグランドスタンドに戻って観戦。

フリー走行後はピットウォークが行われました。

ピットウォークは、ピットウォークチケットでの参加者よりも、パドックパス保有者の方が5分ほど早く入場できたので、クビサのサインを求めてプレマ・オーレンのピットへ。

無事にクビサのサインももらえました。

他のピットの様子も見に行きました。

トヨタピットはやはり賑わってました。大人気ですね。

以前のブログでも書きましたが、今回WEC観戦を決めた理由の1つが、このサイン会開催。当然ではあるものの、ちゃんと開催されて良かった。

ピットウォークも無事終わり、予選はまたグランドスタンドに戻って観戦。

トヨタのワンツーでした。波乱無し。

 

この日はホテルを確保していたので、ホテルにチェックイン。

無事1日終了となりました。

 

パドックエリアでのドライバーとの接点について書きます。

前回のブログで、パドックのピット裏エリアが規制により柵で入れなくなっていることは書きました。

このため、ドライバーにサインをもらうチャンスは、ピットウォークを除くと、1日の中で主に以下の2回になります。

①朝サーキット到着時

ドライバーは車でサーキット入りしますが、車を停めるエリアは規制エリアの外のため、車を降りてから規制エリアに入るまでの間は接触可能です。

②昼食時

ドライバーやチームクルーが食事をするレストランも規制エリアの外にあります。レストラン内は入れませんが、レストランに出入りするタイミングは接触可能です。

 

夕方、各ドライバーがホテルへ戻るタイミングは、パドックエリアクローズ(パドックパス保有客がパドックエリアから退場しなければいけない時間)が早いため、ドライバーへの接触は難しいです。

1日に2回もサインもらえるチャンスがあるなら、柵で規制されても文句言うなという意見もあるかもしれません。

全く逆です。

その2回にファンが集中するため、かえって危険です。

①を狙って駐車エリアをファンが歩き回るので危険。

②を狙って昼食時はレストラン入口前は人の群れ。ここは車も通るので危険。ドライバーが来ればすぐに群がる。

この状況を嫌ってかどうかはわかりませんが、クビサは昼食時レストランに来ていなかったように思います。

レストランではテイクアウトも可能だったようで、数人分の食事をテイクアウトするチームスタッフもいましたので、クビサもテイクアウトを食べていたのかもしれません。

ピット裏を開放した方が、人もタイミングも分散するので、リスク回避の点でメリットがあると思います。

仮にコロナ対策が目的でピット裏規制をしているのなら、上記の通り接触はあるし、むしろ人とタイミングの集中を引き起こしているので、完全に逆効果です。

ちなみにコロナ対策関連の本末転倒話をもう1つ。

パドックのレストランは、入場制限をしていたようです(入っていないので、状況からの推測です)。ただ、チームスタッフやドライバーはセッション合間の限られた時間に食事をするので、当たり前ですが、特定の時間に集中します。

そのせいで、レストラン前はスタッフとドライバーで長蛇の列。列の異常な長さを見て引き返すドライバーもいる程。ファンはレストラン内には入れませんが、レストラン前の列には接触可能なため、並ぶドライバーにサインを求め、人が集まる。

結局、レストラン内の密を回避しようとして、外により大きな密集を生むという、本末転倒の話でした。

もう、日本人の考えるコロナ対策なんて、マスクを筆頭に逆効果なことばかりなので一切やめましょう。

 

私は、過去のブログでも何度も書きましたが、サインをもらおうと押し合って群がる人達が大嫌いです。

F1開催時の名古屋駅新幹線ホームの様子をご存知の方も多いと思います。本気で日本の恥だと思っています。

なので、群がる状況となってしまった場合は、私はその場は去ります。

そんな状況だと、サインも乱れるので。

極力お互いに余裕を持った状況となるような場所とタイミングを見極めて、サインをもらっているつもりです。

冒頭に載せたハートレイ達と撮った写真を見て頂いても、比較的余裕がある様子がわかって頂けるかなと思います。

ちなみに、金曜土曜の2日間でもらったサインはこんな感じです。

1/2ヘルメット5つ(可夢偉×2、クビサグティエレス、ベルニュ)

1/43モデルカー6台(一貴、ブエミ、スティーブンス、可夢偉×2、グティエレス、ディレスタ)

あとは、過去のF1プログラムや、色紙にもいくつかサインをもらいました。

可夢偉くんのサインは、以前もらったサインを含めると、2011年、2012年、2014年の1/2ヘルメットと1/43モデルカーが揃いました。

2011年から妻との現地観戦を開始した私としては、現地観戦した可夢偉をコンプリートしたわけです。

家ではこんな感じに飾ってます。

まだまだコレクションも増加中です。