いよいよ決勝日です。
天気は、予報通り雨となってしまいました。
私達夫婦はV2席上段での観戦のため、屋根があるので濡れませんが、友人夫婦がC席の為に雨の中での観戦になります。
初めての観戦で雨なんて、少し気の毒。。。
ちなみに、スタンドでの観戦中は傘の使用は禁止です。
理由は2つ。
1つは、傘を使うと後ろの人が見えなくなってしまうこと。
もう1つは、風が吹いて傘が飛ばされてコース内に入ってしまったら危険だから。
ですから、雨の観戦ではポンチョが必須です。
そんな雨の中ですが、ドライバーズパレード開始。
雨の中、ドライバーも大変そうでしたが、年代物のオープンカーが濡れてしまうことも心配!
運転するオーナーさん達は、どんな気分だったんだろ?
レコノサンスラップが始まり、各車続々とグリッドへ。
グリッド上は、スタートまでの雨よけに、各チームがテントを設置。
あまり見たことの無い光景でした。
この日撮影した写真を後から見返すと、偶然ですが、不思議とビアンキの写真をたくさん撮っていました。
雨は強かったものの、スタート時間が近づき、テントを撤去。
各車レインタイヤを装着して、セーフティーカー先導でのスタートが決定されました。
ところが、スタートしてすぐに、やはり雨が強いとのことで赤旗中段。
各車ピットレーンに並び、雨が弱くなるのを待ちます。
ピットレーンには再びテントが設置されてマシンを保護。
これまた珍しい様子を見ました。
この間、ドライバーはマシンを降りて雨宿り。
そして、もう一人。雨宿りするドラーバーが。
ビアンキでした。この後、レースは再開され、終盤にビアンキは事故に遭い、意識を取り戻すことなく翌年に亡くなってしまいます。
つまり、これが彼が自らの足で立つ、最後のシーンとなってしまいました。
雨は少し弱まり、レースは再開。
レースはそのまま終了。レース展開や結果の詳細はこちらでご確認ください。
表彰式は行われましたが、シャンパンファイトは自粛されました。
この後、C席で観戦していた友人夫婦と合流。
ビアンキの容態を気にしながら、大雨の中を東京までの約400km運転し、家路につきました。
ここで1つ、現地の駐車場情報です。
私たちはこの年、みそのモータープール駐車場を利用しました。
サーキットからは少し距離がありますが、収容台数も多く、価格もオフィシャル駐車場の中では安めなので、利用を検討する方も多いと思います。
ただ、この駐車場、収容台数が多いのに出入口が1か所しかなく、レース終了後には駐車場出口が大混雑。車に乗ってから駐車場を出るまでに1時間以上を要しました。
利用を検討される方はご注意下さい。
なお、事前予約の駐車券は金曜日以降を対象としていますので、木曜日はサーキット正面の駐車場を利用できます。もちろん利用料金はかかります。
総括です。
- 初観戦となった友人夫婦は、雨の中での観戦となってしまったものの、概ね高評価。少しF1ファンになってくれた様子。
- 木曜サイン会抽選は、やはり早朝から並べば当選確率は高い。
- 現地観戦初の雨となったが、V2席上段の屋根は効果絶大。
- 木曜サイン会の酷い運営は幸運にもリカルドに救われた。運営側の改善を期待。
- 土曜前夜祭でのゲストと観客の距離を確保する運営にはがっかりしたが、観客のマナーを考えれば仕方ないか。木曜コースウォーク中にも、ドライバーに群がって押し合う観客多数。
- やはり、電車での観戦よりも車があった方が便利。車を持っていない方は、現地ではレンタカーの利用などを検討してみてもいいかもしれない。
- みそのモータープール駐車場は、レース後の退場時に混雑が酷い。