シドニーとメルボルンの観光の日々も終わり、いよいよサーキットオープンの日を迎えました。
ただ、直前情報として、サイン会は中止(代わりにトークショー)、メルボルンウォーク(出待ち入り待ちエリア)ではドライバーはファンサービスをしない、ということが決まったとの話。
サイン収集が趣味の私としては、無意味な1日になるかもしれないという大きな不安を抱きながら、朝ホテルを出発。
サーキットへは、トラムに乗って、20分ほど。トラム乗り場はホテルの目の前。立地重視のホテル選びです。
無駄かもしれないとは思いつつ、メルボルンウォークへ。
ファンサービス無しという情報を知ってか知らずか、多くのファンがいました。
ただ、ドライバーは皆、マスクをして、ファンからは距離を取ってサーキット入り。
事前情報は本当でした。
がっくり。。。
そして、ファンゾーンステージでのイベントスケジュールも変更されていました。
サイン会は無く、QAセッションばかり。
ファンゾーンにいても何も起こらなそうだったので、一度ファンゾーンは離脱。
私のチケットはアドバンテッジ特典付きだったので、特典の1つ、ピットビル屋上へ。
各チームは金曜からの走行に向けて準備中。
当然ですが、サーキット側も準備万端。
トロロッソから名称変更、アルファタウリ。
カラーリングもかっこいいです。
ノーズも準備。やっぱりトロロッソ時代よりもかっこよく見えます。
ピットビル屋上も堪能し、食事や水分補給を経て、メルボルンウォーク辺りへ戻ってみました。
パドックの入口付近を見る限り、普段と変わらない時間が流れているように見えるのですが、ファンとの距離は確保したまま。
QAセッションに来るドライバーも、ファンサービスはお断り。
う~ん、悲しい。。
こんな状況ですから、ファンも徐々に帰っていき、夕方には、ドライバーの出待ちをするファンは、ほんの数名に。
私は、観光も一通り済ませており、ホテルに戻ってもやることがないので、サーキットに残っていました。
ただ、ここでふと思ったのです。
ファンもほとんどいなくなり、日本風に言う、いわゆる「密」の状態は自然消滅。
1人で待ってたら、サインくれるドライバーも少しはいるんじゃないかと。
こういう嗅覚、持ってるんですね、多少。
予想は的中、3人ですが、サインをくれました。
特にクビアトは、立ち止まって、とても丁寧なサインをくれました。
もちろん、人によっては、リスク管理としてどうなんだという意見もあると思いますが、私としては、大いに感謝!
今年はこの3人を応援しようと決めました。
それから、サインではないですが、クビサは写真撮影に応じてくれました。
というわけで、事前の期待値は大幅に下回る結果でしたが、成果ゼロで帰ることも一時は覚悟したので、多少の満足を感じながら、サーキットを後にしました。