ヤフオクやメルカリでF1ドライバーのサイングッズを買いたいけど、偽物だったらどうしよう。。。
購入を検討したことがあれば、1度は考えたと思います。
今回は、前回までとは異なるパターン。
前回までは、実際に偽物サインが出品されているドライバーの本物直筆サインを見て頂き、偽物を見破れるように、そして偽物を排除していけたら、という観点でした。
今回は、どちらも同じドライバーのサインなのに、ぱっと見、全くの別物。
どちらかしか知らない人が見ると、もう片方が偽物に見えてしまって躊躇してしまうのではないかと思うサインを紹介します。
どちらも本物ですので、ヤフオクやメルカリなどで購入を検討する方は、ここに載せるサインと見比べながら、違和感が無ければ問題無いと思います。
いつもの約束事ですが、私もヤフオクでサイングッズを購入することがあります。
本物だと思って買っていますが、偽物の可能性もゼロではありません。なので、購入品の写真は掲載しません。
私か妻が、ドライバー本人から直接もらったサインだけを載せます。
今回はヒュルケンベルグ。
今年はシートを失いましたが、コロナウイルスに感染したペレスの代役出走により、今も速さを維持していることを示し、来年の復帰が囁かれています。
日本には、それほどファンは多くないようですが、海外にはコアなファンも多いドライバーです。
まずはこちらの2つのサインをご覧下さい。
似てる、と言えば似てるかもしれませんが、かなり異なるサインだと思います。
ちなみに、左は2012年にもらったサイン、右はルノー移籍後にもらったサインです。
左のサインは、イニシャルのNHと書いているのがわかりますが、右のサインはもはや原形をとどめていないように思われます。
なお、左のサインは2016年頃までのサインです。こんな感じです。
そして、2018年以降は、右のサインに変わります。こんな感じです。
そして、間の2017年は、まさに過渡期というか、一筆書きのイメージが若干始まっています。
2017年のサインはこんな感じです。
毎年の変化を追っていくと、以前のサインと現在のサインがつながりますが、どちらかしか知らないと、偽物と思ってしまう可能性もあると思います。
直筆サインは、直筆サインだからこそ、ブレや変化があります。
一つしか知らないと、他の物を偽物と思ってしまうことがあるものです。
私自身、あるF1ドライバーのサイングッズを複数所有していたため、ヤフオクで販売しようと出品したところ、違反申告された経験があります。
ルール違反は何も無かったので、おそらく偽物だと思われたのでしょう。
本物を少しだけしか知らないと、自分の知っているものと異なるものを偽物だと思ってしまうのは実際に起きることです。
なお、このように、時間とともにサインが変化するドライバーの、偽物を見抜く方法があります。
それは、タイムスリップはできない、ということです。
古いものに、今サインをもらう。これはできます。こちらは、まさにそのパターンです。
プログラムやモデルカーは2016年以前のものですが、2018年以降にサインをもらいました。
ただ、逆は無理です。新しいものに、以前のサインはもらえません。
なので、もし、2018年以降にしか入手できないものに、2016年以前のサインが書かれていたら、それは偽物サインと思った方がいいと思います。
今回も、だいぶマニアックな話になってしまいましたが、最後までお付き合い頂き、有難う御座いました。
なお、サインが見たいドライバーのリクエストが御座いましたら、コメントからお寄せ下さい。
F1ドライバーのサイングッズを買いたい(あるいは買った)けど、本物を知らないので見てみたい。という希望があれば載せますので、偽物に手を出さないよう是非参考にしてください。
2012年以降の参戦ドライバーであれば、シューマッハ以外は全員対応可能です。
ただ、参戦年数が短いドライバーの場合、1つしか無い場合もありますので、その点はご容赦下さい。
【以下、2023年1月追加】
2022年にヒュルケンベルグからもらったサインを追加掲載しておきます。
参考にしてください。
【以下、2024年1月追加】
2023年にもらったサインを追加掲載しておきます。
参考にしてください。