明けましておめでとうございます。
異様な状況が続いたまま、2021年を迎えてしまいました。
今年こそは世の中が正常化し、海外GP観戦を再開させたいのですが、いつまでコロナ祭りが続くのやら。。。
シーズンオフにもなってしまい、暫くは観戦記ブログは書けませんので、引続きサイン紹介のブログを続けようと思います。
今回は、2020年をもってシートを失ってしまったドライバー、ロマン・グロージャンのサインを紹介します。
2020年のF1を観てきた方にとっては、もしかしたらチャンピオンのハミルトンよりも印象に残ったドライバーかもしれませんね。
グロージャンは2009年のシーズン途中からネルソン・ピケJr.に代わってルノーからデビューしましたが、2010年にはシートを失い、2012年からフルタイムドライバーとして再び参戦。それ以降は参戦を継続してきました。
2012年は粗さも目立ち、度々クラッシュしてしまったことから「オープニングラップの狂人」なんていう有難くないニックネームも付けられてしまいましたが、一発の速さのレベルは高く、長年シートを確保してきました。
日本人からすると、ロータスからハースに亘り、小松さんとキャリアを共にしていることからも馴染みのあるドライバーかもしれません。
2020年バーレーンでの事故以来、注目も上がったようで、ヤフオクでのサイン入り商品の落札額も急騰しているようです。
今はまだ偽物サインの存在は確認していませんが、需要が増えると偽物が出てくるのが流れですので、このブログで本物の直筆サインを確認して頂き、購入検討時の参考にして頂ければと思います。
サインをご覧頂く前に、いつものお約束です。
私もヤフオクなどでサイングッズを購入することがあります。
ただ、これからご覧頂くのは、そういった購入品ではなく、全て私か妻が本人から直接もらったサインのみ、100%直筆と断言できるものだけです。
では、ご覧下さい。
ここまでご覧頂いたのは、比較的丁寧なサイン。印刷サインに近いサインと言えるものです。
グロージャンのサインは、おそらくですが、イニシャルのRとGを重ねたものだと思います。
ただ、グロージャンのサインは、結構崩れることもあります。
少し崩れるとこんな感じです。
このくらいであれば、まだ原形は留めていると思います。
更に崩れると、こんな感じです。
ここまで来ると、原形を留めているとは言い難いものも出てきます。
2020年のコロナ騒動の影響で、HAASチームは資金を持ち込めるドライバーを必要としたため、2021年のシートは失ってしまいました。
コース上でのドライビングの粗さについては、度々議論の対象になりますが、マシンを降りるとファンサービスにも気さくに応じてくれるドライバーです。
また、ユーモアのセンスもあり、2019年シンガポールGPのレース後、当日のフライトで出国予定のグロージャンは出待ちしていた私の前を走り抜けていってしまいましたが、その際には「Faster than HAAS!!」と言いながら走っていました。
今は怪我の治療に専念し、2021年の計画は発表されていませんが、どこかでまた会いたいドライバーの1人です。