2024年F1アブダビGP 12月7日(土)予選

アブダビGP、3日目、土曜日です。

まずは朝食。

レストランはワーナーのホテルなので、レストラン前の階段には、ワーナーの映画にまつわる展示がありました。

それから、季節はクリスマスシーズンなので、ツリーも飾ってありました。

しかし、日本人としては、クリスマスは寒い季節のものと刷り込まれているので、暑い中でのツリーに微妙な違和感。。。

 

朝食後は、サーキットへ。

移動は前日金曜同様、タクシーで。

まずはドライバーの入り待ちから。ヒュルケンベルグとセルフィー。

アブダビGPは最終戦で注目度も高いためか、解説や取材で訪れる元F1ドライバーも多いです。

ロズベルグには、プログラム、カード、1/43スパークにサインをもらいました。

それから、ラルフシューマッハはプログラムに。

シャルル・ピックはF2のチームオーナーとして来ていました。

昔のプログラムにサインをもらいました。

デラロサはアストンの一員として、ウェバーはピアストリのマネージャーとして来てました。

どちらも昔のプログラムに。

 

入り待ち後は、前日同様、F2のピットウォークへ。

F2ピットへの移動時に、ここを初めて通りました。

これは、8コーナーと9コーナーの間、2本目のストレートにかかる橋です。

テレビで見てた時は、これは歩道橋かと思っていたのですが、通ってビックリ、車道でした。

F1のコースに、車が通る橋が架かっているのはとても珍しいと思います。

中から撮った写真がこちら。

ストレートが良く見えます。

更に驚くことに、この橋はサーキットの外、つまり、チケット無しで通れるんです。

チケット無しで、この景色が楽しめるなんて、運営側の余裕を感じます。

ということで、F2ピットウォーク。

この日のピットウォークでは、サインは無し。

アントネッリは土曜日から体調を崩してしまったようです。

 

ピットウォーク後は、FP3観戦に席(WEST YAS SUITE)へ。

入り待ちとF2ピットウォークが暑いので、エアコンとドリンク飲み放題が超助かります。

自分の席(外)にいるより、室内から観てる時間の方が長かったです。

予選も室内から観戦。

コースの向こう側にある大型スクリーンだけでなく、室内にはタイミングモニターもあります。

これで予選結果もしっかり把握。

ハミルトンQ1落ち、ルクレールQ2落ちと、波乱の予選でした。

予選後は再び出待ちへ。

席から出待ち場所へは、サーキット内のホテル前を通る道が最短かも。

というわけで、道すがらサーキット内のホテルも撮影。

 

ちなみに、出待ちスポットがこちらです。

右手に見える上り階段がパドッククラブの入口です。

左手に出待ちの人達がいるのがわかるでしょうか。

 

出待ちも終えて、ホテルへ。

この日は前日金曜と違い、渋滞も少しは動いていたので、木曜同様シャトルバスに1駅乗って帰りました。

バスのスピードは歩くのと大して変わりませんでした。でも、歩くのより遅くなければ、1駅乗った方が楽です。

夜のホテル(泊まってるDOUBLETREEではなく隣のワーナー)も綺麗でした。

これにて土曜も終了。

おつかれさまでした。

2024年F1アブダビGP 12月6日(金)F2ピットウォーク、フリー走行

前回のブログ、ドライバーQ&Aの続きからです。

ドライバーQ&Aが終わった後は、F2のピットウォークがありました。

F2のピットはMARINAスタンドの下ですので、FANZONEから移動。

F2開催も日本GPとの違いですね。

F2は、ヨーロッパのGPでも開催していますが、最終戦アブダビGPでは、翌年のドライバーラインナップがほぼ確定しています。

つまり、F2から翌年昇格することが決まっているドライバーから、F1デビュー前にサインがもらえます。

というわけでまずは、2025年にメルセデスからデビューするアントネッリ。

色紙にサインと、ドライバーズカードを頂きました。

色紙のサインには、F1でのカーナンバー12も書いてくれました。

 

それから、ザウバーからデビューするボルトレト。

色紙にサイン、頂きました。

ラッセルやピアストリに続き、F3とF2を初年度チャンピオンで勝ち上がってきました。

ザウバーの戦闘力が心配ですが、2025年のルーキーの中では評判はかなり高いようです。

 

F2ピットウォークも終わり、席へ移動。

席はWEST YAS SUITE。

指定の観戦席の他、エアコンが効いた室内での飲食もセットになった席です。

食事をする室内の様子はこちら。

ソファー席もあり、テーブル席もあります。

食事はビュッフェスタイルですが、自分で盛り付けるのではなく、スタッフに欲しい物を伝えて盛り付けてもらうスタイルです。

走行セッション開始前や終了後も食事提供しているので、昼食も夕飯もここで済ませることができました。

また、窓際の席もあり、食事しながらの観戦も可能です。

窓の外に観戦席が見えますが、隣の席との間隔を取った、とてもゆったりとした席です。

座面と背もたれはクッションになっており、座っていても疲れません。

自席からの眺めはこちらです。

席の位置と、見える範囲は下の通りです。

5コーナーの進入から7コーナーの立ち上がりだけでなく、15コーナーから最終コーナーも見渡せます。

席が3階ということもあり、とても見晴らしが良かったです。

それから、8コーナー側にテラス席もあり、8コーナーから9コーナーのストレートも見ることができました。

こんな席からFP1観戦。

アブダビGPは、FP1に若手ドライバーが出走することが多いです。

理由はいくつかあります。

1つ目は、予選や決勝の時間帯とFP1の時間帯が異なること。

アブダビGPの予選・決勝は夕方日没前後の時間に行われますが、FP1は灼熱の日中に行われます。

気温も路面温度も異なるため、予選決勝に向けたセットアップに適した時間ではありませんので、各チームは翌年に向けたテストやデータ収集を中心に組み立てています。

なので、レギュラードライバーである必要性が低いです。

次に、最終戦なので、ランキングが既にある程度決まっていること。

今年も、ドライバーズタイトルは決定済みでした。

そんなこんなで、今年も6人もの若手ドライバーがFP1に出走していました。

 

FP2の時間になると、外も暗くなります。

室内から観戦する場合、外が暗いと窓ガラスに室内の照明が反射して外が見難いかなと少し心配していましたが、心配無用、外は十分明るく、室内からでも全く問題無く観ることができました。

なので、夕飯を頂きながらFP2観戦。

FP2観戦後は、ドライバーの出待ちをしてからホテルへ。

この日ホテルへ戻る際には、前日使ったバス1駅は使えませんでした。

理由は酷い渋滞です。

アブダビGPはセッション後の夜間に有名ミュージシャンを招いてライブをやっています。

出待ちを終えて帰る時間と、ライブ終了時間が重なってしまい、周辺道路は完全停止の酷い渋滞。

歩いた方が速いので、全て歩きました。徒歩圏内のホテルで良かった。

ホテルへ戻り、金曜は終了。お疲れさまでした。

2024年F1アブダビGP 12月6日(金)入り待ち、ドライバーQ&A

2025年、明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願いいたします。

 

さて、ブログの中では、まだ昨年2024年のお話。

アブダビGP2日目、金曜日です。

朝、ホテルの部屋からは日の出が見えました。

朝食ですが、予約時は無いと思っていました。

というのも、宿泊したのは部屋にキッチンのある、アパートタイプのホテルでしたので。

なんと、これもゴールドメンバーサービスで、無料で朝食付き。

ただ、宿泊したDOUBLETREE by Hiltonは、上記の通りアパートタイプなので朝食提供機能は無く、隣のワーナーブラザーズホテルで。

1階の廊下を通り、隣のホテルへ。

レストランへ着くと、さすがワーナーブラザーズホテル。ポップな雰囲気です。

席はテラスにもあって、この日はテラス席へ。

テラスの目の前は、ワーナーブラザーズワールドでした。

「中東でテラス席なんて、砂が舞ってそう」と心配かもしれませんが、一切ありませんのでご心配なく。

また、シンガポールとの大きな違いがまた1つ。それは、フルーツが甘い!

フルーツが甘くない(美味しくない)のは海外あるあるだと思っていましたが、美味しい!

フルーツは毎朝頂きました。

 

朝食後は、サーキットへ。

日々のサーキットとの往復ですが、木曜の経験から出した結論は、行きはタクシー、帰りは徒歩。

理由はいくつかあります。

まず最大の要因は、暑さです。

行きは日が出ている時間になるので、30分歩くとさすがに結構暑いです。

帰りは日没後になるので、とても涼しい。ここはシンガポールとの大きな違いです。

次の要因はタクシーの確保です。

泊まっていたDOUBLETREE by Hiltonと、隣のワーナーブラザーズホテルは同じロータリーに面していて、常にタクシーが待機していました。

なので、ホテルを出れば、すぐにタクシーに乗れました。

一方で帰りは、サーキット周りの道は混雑しているし、タクシーもすぐに拾える状況ではありません。

最後は、タクシーの安さです。

ホテルからサーキットは、初乗り料金の12ディルハム程度で行ける距離。12ディルハムは500円くらい。さすが中東、物価は高くてもガソリンは安いので、タクシーも安い。

 

というわけで、タクシーでサーキットへ行き、まずは入り待ち。

HAASの小松代表と会いました。今やチーム代表です。凄い!

それから平川くんにも会ったので、日本から持っていったWECのカードにサインをもらいました。

アブダビの金曜FP1では、平川くんがマクラーレンから出走しました。

それから、VCARBからFP1に出走した岩佐くんにもサインをもらいました。

 

入り待ちも一段落したところでFANZONEへ移動。

FANZONEでは、ドライバーQ&A(トークショー)がありました。

コロナ前に行われていたサイン会は再開されてませんでした。

ただ、日本GPとの大きな違いは、ステージから観客側に降りる階段があるということ。

つまり、ドライバーの意向次第で、階段を降りてサインをすることもできます。

この日もノリスは階段を降りて最前列の客にサインをしていました。

私は最前列ではなかったのでもらえませんでしたが。

「絶対にドライバーと観客を接触させない!」という明確な意思を感じる日本GPとは、運営のスタンスが全く違います。

 

少し長くなってしまったので、続きは次回のブログで。

やはり6年ぶりのアブダビは書きたいことが多くて、1日を1ブログに書ききれません。

お付き合い頂けると幸いです。

2024年F1アブダビGP 12月5日(木)サーキット内

今回も前回に続き、木曜の話。サーキットに着いたところから。

サーキットには15時頃着きました。

 

入場時に、さすが裕福な国は違うなあと思ったのが、手荷物検査です。

シンガポールGPでは、カバンを開けて、中身を出してと、とってもアナログでしたが、アブダビでは、X線装置が各ゲートにあって、そこにカバンを通すだけ。

開けたり、出したり、しまったりする手間が不要なので、とてもスムーズ!

全ゲートにそんな装置準備するなんてお金かかりそうですが、余裕なんでしょうね。

 

そんなこんなでサーキットの中へ。

この日はピットウォークをやっていたのですが、最終入場が12時40分だったので間に合いませんでした。

つまり、私が使ったドバイ発アブダビ行きのエミレーツバスだと、ピットウォークには間に合いません。

ピットウォークに参加できないのはわかったうえで、それでもサーキットに行ったのは、この日の夕方にFANZONEで「Q&A session with audience」という予定があったから。ちなみにこの情報はアプリに載っていました。

どんな内容なのかはわからないし、ドライバーが来るのかどうかもわかりませんでしたが、とりあえず様子見に。

FANZONEに到着。ちなみにFANZONEの場所は以前のブログにも書きましたが、メインスタンドの裏です。

FANZONEには、写真の通り、日よけとソファーやクッションがあり、ここでリラックスしながら待てます。

鈴鹿にはこんなスペース無いですよね。

写真の奥に見えるのがステージです。

ところが、開始予定の時間になってもQ&A session with audienceが始まる気配無し。

まぁ多少の遅れは海外あるあるなので待っていましたが、とうとう何も無いまま終了予定時刻になってしまいました。

何かが始まる気配も無かったので、FANZONEからは撤退。

妻はホテルへ。私はドライバーの出待ちへ。

出待ち場所は、パドッククラブの入口付近です。

 

初日から、ルクレールなど、シンガポールGPでは会えなかったドライバーのサインをもらえました。

以下、アブダビGPの週末にもらえたサインの一部を載せておきます。

パドックパスなどを持っていなくても、ドライバーとの接点がとても多いということを感じていただけたらと思います。

まずはルクレール。過去のプログラムにもらいました。

次にサインツ。こちらも過去のプログラム。

ノリスも過去のプログラムです。

ピアストリは、プログラムと1/2ヘルメット。

 

出待ちを終えて、ホテルへ戻ります。

トンネルを通って出口へ。

F1開催期間中は、サーキットの周囲を無料シャトルバスが運行しています。

1区間だけバスに乗りました。地図で示すと下のような感じです。

WESTスタンド裏のゲートを出てすぐの所のバス停で乗り、次のバス停(NORTHスタンド)で降ります。

ホテルへ戻る行程の1/3ほどバスで行くことができ、歩く距離は2/3ほどに短縮できました。

 

そしてホテルへ戻ってびっくり!

なんと、シャンパンとF1をモチーフにしたチョコレートのサービスがありました!

これが宿泊者全員へのサービスなのか、ホテルメンバー向けのサービスなのかはわかりませんが、超テンション上がりました!

さすがHilton、サプライズも豪華です!妻と美味しく頂きました。

これにて、色々あった初日は終了です。

 

このブログも、2024年は今回で最後となります。

今年も1年、お付き合い頂きありがとうございました。

円安と物価高で、海外F1観戦はこれまで以上に敷居が高くなってしまったかもしれませんが、日本GPでは味わえない、F1ドライバー達との近さがあります。

今まで以上に値段が上がってしまったからこそ、楽しそうだと確信できないと、最初の1歩を踏み出しにくいかなと思います。

皆さんの最初の1歩の手助けになるようなブログを目指して、来年も細々と続けていこうと思っています。

来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

良いお年をお迎えください。

2024年F1アブダビGP 12月5日(木)ドバイ→アブダビ

前回のブログに続き、木曜ドバイ国際空港での話から。

アブダビまではエミレーツの無料バスで行きます。

バスを利用するには、フライト予約時に一緒に予約しておく必要があります。予約無しで乗ることはできませんのでご注意を。

バス停は空港の3番出口を出て、横断歩道を渡った先です。

エミレーツマークがあるので比較的わかりやすいと思います。

アブダビまでは2時間強。

目的地はアブダビエミレーツオフィスです。

途中、ドバイから1時間半ほどで、ヤスマリーナサーキットに隣接するフェラーリワールドが車内から見えました。

ヤス島はアブダビ内ではドバイ寄りです。

ここで降ろしてくれたら嬉しいのですが、そういうわけには行きません。

というわけで、更に30分程バスに揺られ、アブダビエミレーツオフィスにてバスを下車。

バスを降りると白タクのかなり強めなセールスを受けました。

「ヤス島まで100ディルハムでいいから」と。

これ、初めての人が相場を知らなかったら判断難しいですよね。

私は以前、シェイク・ザイード・グランド・モスクからヤスマリーナサーキットへタクシーで行ったことがあるので、大体の相場はわかっていました。

ちなみにモスクからサーキットは50ディルハムくらい。

このバス停はモスクより少し遠いですが、それでもせいぜい70~80ディルハムくらいだろうと。

強めの白タクセールスを何とか振り切り、たまたまバス停に客を乗せてきた正規のタクシーに乗れました。

なお、後から気付きましたが、バス停から通りに出れば、そこが正規のタクシーに乗れるタクシー乗り場でした。

タクシーの運転手さんは、以前1年程名古屋に住んでいたとのことで、「こんにちは」や「ありがとう」が言える方。なんか嬉しい。ちなみに兄弟は日本に10年以上住んでいるそうです。

「日本人て車のクラクション全然鳴らさないよね。日本にいた時にアブダビの調子でクラクション鳴らしたら、周りみんな振り返るから、逆にびっくりしちゃったよ」なんていう日本の思い出話も聞きながら、無事にホテルへ到着。

料金は60ディルハムちょっと。白タクに100ディルハム払わなくてよかったです。

ホテルはDOUBLETREE by Hilton。到着は午後1時頃。通常チェックインは午後3時でしたが、私はクレジットカードのおかげでHiltonのゴールドメンバー。「お部屋の準備はできています」とのことで、アーリーチェックイン。加えて「部屋もアップグレードしておきました」と。ゴールドメンバー、効果絶大!

ちなみに、隣はヒルトンが運営するワーナーブラザーズホテルです。

2つのホテルの位置関係はこんな感じ。

1階は廊下でつながっています。

アーリーチェックインをして、F1ウェアに着替え、早速ヤスマリーナサーキットへ!

ホテルからサーキット(ゲート19)へは歩いて30分程。

これを徒歩圏と言うか、遠いと言うかは、価値観と体力次第。アップダウンは一切無いフラットな道です。

 

また前回に続いて長くなってしまったので、サーキット入場後の話は次回のブログに書きます。

初日はけっこう色々あったので、気長にお付き合い頂けると幸いです。