今回直筆サインを紹介するのは、ジュール・ビアンキです。
ビアンキについては、2014年以前からF1を見ている方には説明不要かと思いますが、2015年以降にF1を見始めたという方もいるかと思いますので、少し説明します。
ビアンキはフェラーリ・ドライバー・アカデミーに所属し、2013年にマルシャからデビューしたフランス人ドライバーです。
ただ、このデビュー、当初は予定されていませんでした。
本来はルイス・ラジアが参戦予定でしたが、ラジアのスポンサーマネーが期日までに支払われなかったため、代わりに参戦することになりました。
翌年2014年もマルシャから参戦し、同年モナコGPでチーム初のポイント獲得を達成。
将来のフェラーリ入りが期待される中、2014年日本GPで事故に遭い、そのまま意識を取り戻すことなく翌年25歳で亡くなりました。
2014年をもってF1界を後にしたドライバーは5人ですが、他の4人とは全く違う理由によるものでした。
F1での活躍は2年弱でしたが、同郷の後輩ドライバーからの人望は厚く、今でもルクレールやガスリーは、ヘルメットに「JB17」(ビアンキのイニシャルとカーナンバー)と入れています。
そんなビアンキのサインを紹介する前にいつものお約束です。
私もサイングッズを購入することがあります。
ただ、これからご覧頂くのは購入品ではなく、私か妻がビアンキから直接もらったサインのみ、100%直筆と断言できるものだけです。
数は少ないですが、ご覧下さい。
何と書いているのかはわかりませんが、比較的シンプルなサインだと思います。
ビアンキのサイングッズは、ネット上でも一定の頻度で売買されています。
価格も高めであることが多いです。
シンプルなサインほど偽物製作が容易ですので、真贋の判断に迷うようなものもあるように思います。
参戦期間の長さや、その後の状況を考えると、それほど多くの本物が流通しているとは思えませんので、検討時には上の写真のサインを是非参考にして頂いて、偽物を掴まないようにお気を付けください。
ここからは私のビアンキ関連の話を2つほど。
1つ目は1/2レプリカヘルメットについて。
私は基本的に、1/2ヘルメットはサインをもらうためのグッズとして考えています。
なので、私の行動範囲とドライバーの現状を勘案して、サインをもらえる可能性のあるドライバーの1/2ヘルメットしか購入しません。
そんな中、サインをもらえないことを前提に購入した唯一の1/2ヘルメットが、ビアンキです。
自分でも理由はわかりませんが、なぜかこれだけはサインがもらえないとわかっていても買いたくなりました。
2つ目は、2014年日本GPについてです。
私はグランドスタンド(V2席)で観ていました。
こちらのブログにも書きましたが、決勝日に撮った写真を後から見返すと、ビアンキの写真を数多く撮っていました。
一部ご覧頂くとこんな感じです。