この日はホテルから出発なので、金曜土曜と違って朝はゆっくり出発。
ちなみにホテルは「ホテルジャストワン 富士小山」に泊まりました。
このホテルのメリットとしては、
・サーキットから近い。チームスタッフも何チームか泊まっていました。
・大浴場と食堂からの富士山が絶景。部屋からも向きによっては同じ景色が楽しめます。私が泊まった部屋は逆向きでした。
・値段も手ごろ。ツイン素泊まり1泊2万円くらい。レースウィークエンドにこの近さで1人1泊単価1万円程度で泊まれるなら十分。
一方デメリットとしては、
・周囲に店が無い。素泊まり予約だったのでチェックインしてから周辺で夕飯を食べようと思っていましたが断念。ホテルの食堂で食べました。味は全然問題無し。車出すなら御殿場市街まで行けばいいですが、お酒飲みたいと徒歩圏しか選択できないので、その場合は選択肢が無いように思います。
サーキットに着くと、この日は6時間レースが行われるので、午前中の内から色々と始まります。
まずはパドック側に行き、走行開始車両をチェック。
トヨタも出動。
その後はグランドスタンドに戻り、スタート進行を観戦。
気分も盛り上がってきます。
今回、レース中に初めての観戦方法を経験しました。
それは、ヘリコプターからの観戦です!
ヘリコプタークルーズがあるのは土曜日に旗を見て知りました。値段次第で乗ってみようということで、価格リサーチ。
事前の価格目線としては、2人で10万以下なら有りかなと。10万超えたら要検討。このくらいの想定でした。
価格を聞いてびっくり。なんと1人6,900円!2人で13,800円!激安!!1桁見間違えたかと本気で思いました。
この値段で、コース上空を2周してくれるんです。
1周だけで、もうちょっと安い(4~5千円くらいだったかな)のもありましたが、6,900円で十分安いので、そちらで決定。
予約をしようとしたところで、受付の人のはっきりしない受け答えにもやもや。
私「レース時間内(17時迄)で2人で乗れますか?」
受付「結構混んでます」
私「??? 乗れるんですか?乗れないんですか?」
受付「結構混んでます」
〇か×かの答えが欲しくて、〇か×かで答えられるような質問をしたつもりなんですが、よくわからない答えが2度も繰り返され、かなりイラっとしましたが、結果的に無事予約。
予定時間まではグランドスタンドで観戦し、時間前にサーキット敷地内のヘリポートへ。
予定時間より少し遅れましたが、無事フライト開始。
まずは1コーナー側から。
ダンロップコーナー側からも。
もちろん、走ってるマシンもよく見えました。
フライト時間は5分程度でしたが、初めてのヘリコプターは大満足です。
これ1人6,900円は安い!
F1(鈴鹿)でもやってほしい!
レース結果は、トヨタのワンツー。
もちろん様々な苦労はあると思いますが、順当で正直面白みには欠けます。
ただ、2018年から続いていた、ワークス参戦トヨタのみ、ライバルメーカー不在という状況は、ようやく今年、プジョーの参戦で解消しました。
プジョーのマシンはまだまだ開発途上で、レースは性能調整(BOP)によってコントロールされていましたが、2023年からは更にいくつかのメーカーの参戦も予定されていますし、以前のような開発競争の時代に戻ってくれたら久しぶりにWECが楽しくなるかもと期待しています。
さて、レースも終わり、帰宅時に大渋滞にハマりましたので情報共有します。
東京方面から車で来る方には参考になると思います。
まず、ナビからは、大井松田まで下道で行って、そこから東名に乗るルートを提案されました。
このルート、過去に経験済みです。結論から言うと、このルートは失敗です。なのでこのルートは採用しません。
ちなみに何故だめかというと、結局その下道が混むからです。
ナビはVICSの渋滞情報を基にルート提案をしてきます。高速や都市部の大通りなら渋滞情報はかなり正確ですが、地方の小道は渋滞しててもVICSに反映されないことが多々あります。大井松田まで下道で行こうとすると、VICSに反映されない渋滞が続き、全然遅かったです。その後VICS精度が向上していれば、現在はナビと実際の渋滞ギャップは解消しているかもしれませんが、経験上、そのルートは採用しません。
実際に使ったルートは、足柄スマートICから東名に乗るルート。
これが大失敗でした。IC手前の一般道が大渋滞。
このスマートICが開通した直後は、まだ認知度も低く、古いナビにも出てこないので空いていました。レース後のようなタイミングでも、多少の混雑はありましたが、比較的スムーズに通れました。
ところが今回3年ぶりに行ってみたら、酷い渋滞でした。認知度も上がり、車の買い替えやナビの地図の書き換えなどが進んだ結果、このルートを選択する人が増えたのでしょう。
ただ、足柄スマートICは、多くの車を通すことを前提にした作りではありません。ゲートは1車線しかありませんし、一時停止が必要で、前の車がゲートエリアを抜けるまでは次の車は手前で待ってないといけないという運用です。
結局、途中で渋滞の列から外れて、御殿場ICから東名に乗りました。
御殿場ICも、手前の一般道が混むのですが、この時は既に解消していました。なので、多くの車が足柄スマートICに流れ込むようになった今となっては、結局は御殿場ICへの回帰が正解なのかもしれません。
東名は流れていたので、足柄渋滞の原因は高速本線ではなく、ICにあると思います(渋滞の先頭まで行っていないので、本当の原因は別にある可能性もゼロではありませんが)。
以上で、3年ぶりの現地観戦となったWECは終了しました。
総括しますと、パドックエリアでのピット裏立入禁止という、チケット詐欺のようなことはありましたが、ピットウォークやサイン会も行われ、ヘリコプター観戦という初体験もでき、3年ぶりという加点要素も加味すれば、総じて満足です。
来年も、参戦ドライバー次第ではありますが、行こうかなと思います。
富士スピードウェイさん、チケット詐欺だけはやめて下さい。