サイングッズ購入検討の参考に 直筆サイン スティーブンス編

今回直筆サインを紹介するのは、ウィル・スティーブンスです。

ティーブンスのF1デビューは2014年の最終戦アブダビGP、このGPがF1ラストレースとなる小林可夢偉のチームメイトとして、ケータハムからの参戦でした。

この年、可夢偉のチームメイトはエリクソンでしたが、シーズン終盤に資金難からチームが参戦継続を断念すると、シーズン終了を待たずにエリクソン自ら離脱。

終戦アブダビGPでチームが復活参戦した際、既に離脱していたエリクソンに代わり出走しました。

ケータハムはこの年で消滅しましたが、翌2015年はマノーからフル参戦しました。

下位チームだったこともあり目立った成績は残せず、実質1年でF1シートは失いました。

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ラストレースとなった2015年アブダビGP FP2にて撮影

そんなスティーブンスの直筆サインを紹介する前にいつものお約束です。

私もヤフオクなどでサイングッズを購入することがあります。

ただ、これからご覧頂くのは、そういった購入品ではなく、私か妻がスティーブンスから直接もらったサインのみ、100%直筆と断言できるものだけです。

参戦1年だったので数は少ないですがご覧下さい。

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W Stevensと書いているように見えます。

比較的丁寧なサインを書く印象です。

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ここに写真はありませんが、イニシャルのWSだけのサインを書いているのを見たこともあります。

 

ティーブンスは参戦期間1年のみなので、サイングッズの流通は少ないように思います。

また、あまり目立った成績は残せなかった下位チームのドライバーなので、サイングッズを欲しがるのも私のようなコレクターやマニアでしょうから、購入検討時に真贋に迷うことも少ないかもしれませんが、判断に迷う時には参考にして頂ければと思います。

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2015年アブダビGPサイン会にて 妻とスティーブンス


話は変わります。少し長くなりますが、お付き合い頂けると幸いです。

ヤフオクなどで、「こんな出品者からは買わない!」という話です。

これまで「偽物サイングッズを出品する出品者からは買わない!」という観点で、偽物サインに騙されないためのブログを書いてきました。

今回言及する出品者は、サインの真贋という意味では、おそらく偽物ではないと思います。

「おそらく」というのは、私自身はこの出品者からは買ったことがないし、今後も絶対に買わないので、実物を見ていないため断定はしません。

この出品者は、ヤフオクの商品説明欄や自己紹介欄で、他のいくつかの出品者IDを明記して、その出品者のサイングッズは偽物だと断言し、自分の出品物のサインは自分かスタッフが直接もらってるから本物だ、正々堂々取引するから匿名取引はしない、できるだけサイン時の写真を載せる、などと言うことを延々書き連ねています。

幸い、今のところ偽物サイン出品者と名指しされているIDの中に私のIDは無いので、とばっちりは被ってませんが、行儀が悪いなぁと思います。

コロナ禍においても現地に行っているようなので、ジャーナリストか何かなのでしょう。チームスタッフではないと思います。

ネット上では個人も特定されているようです。他人のIDを明記しているので、その出品者IDをここで明記することも考えましたが、私は自分の目で確認したこと以外は断定しないようにしているので、控えておきます。

主要メディアではほとんど名前を見ないので、本業はイマイチなのでしょう。サイングッズで小銭を稼ぐ日々のようです。

さて、私がなぜこの出品者のサイングッズがきっと本物なのに、絶対に買わないかと言うと、転売目的でもらっているサインだからです。

ドライバーも限られた時間の中で分刻みのスケジュールをこなしています。そんなドライバーの貴重な時間を転売ヤーに少しでも奪われると、その分ファンサービス(正当なファンに向けた)の時間が削られるかもしれません。

転売ヤーの動機はただ一つ。高く売れるからです。

なので、転売ヤーからの購入は控え、転売を儲からないものに変えるしか、転売ヤーを排除する方法はありません。

このブログを見てくださっている方は、F1ドライバーのサインに少しでも興味がある方だと思います。

転売ヤーを排除することで、ドライバーが正当なファンにサインする時間を少しでも増やせば、あなたも直接サインをもらえる時が来るかもしれません。

また、その出品者がサイングッズをドライバーに持たせた写真を証拠写真として載せているのを見ると、ドライバーの目が全く笑っていません。薄々勘付いているのでしょう。

それも、転売ヤーを排除したいと強く思う、もう1つの理由です。

購入を検討する方々に、このような考えが少しずつでも浸透すると良いなと思います。

 

なお、断っておきますが、私もサイングッズを時々出品しますが、これは転売目的で入手したものではありません。

基本的に私が出品するのは、同じものがダブってしまった時です。

なぜダブりが生じるかと言うと、以下のような場合です。

  • 妻も同じサインをもらっていた(ドライバーカードで生じます)
  • 既にサインをもらっていたことを失念していた(色紙で稀に生じます)
  • ネットで購入する際セット販売されていて、そのうちいくつかを既に持っている。この場合は購入品を出品(転売)しますが、購入品であることを明記しています。

結果的には、ドライバーの貴重な時間を奪っているという点では同じなので、綺麗事言うなと言われてしまうかもしれませんが、賛同してくださる方が少しでもいらっしゃれば幸いです。

長文お付き合い頂き有難う御座いました。

 

【以下、2023年1月追加】

2022年にスティーブンスからもらったサインを追加掲載しておきます。

参考にしてください。

【以下、2024年1月追加】

2023年にもらったサインを追加掲載しておきます。

参考にしてください。

サイングッズ購入検討の参考に 直筆サイン マルドナド編

今回からは2015年限りでF1から去ったドライバーのサインを紹介していきます。

2015年で去ったドライバーは、レギュラードライバーで3人、加えてスポット参戦のドライバーが1人います。

今回はレギュラードライバーから、マルドナドのサインを紹介します。

 

マルドナドは、日本では「師匠」の愛称でも親しまれている、2011年にデビューしたドライバーです。

ベネズエラの石油会社PDVSAのスポンサーマネーを持参していたため、ペイドライバーと言われてのデビューでした。

ただ、前年2010年はGP2のチャンピオンドライバーを獲得しているので、順当なデビューだったと思います。

ハイライトは2012年のスペインGPでした。

母国GPのアロンソとのバトルを制して見事ポール・トゥ・ウィンを飾りました!

2016年も、当初はロータスから参戦予定でしたが、ロータスルノーが買収して資金面での不安が軽減し、加えてPDVSAからのスポンサーマネーも原油価格の下落で不安定となり、2015年をもってF1ドライバーの座を失ってしまいました。

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ラストレースとなった2015年アブダビGP FP3にて撮影

そんなマルドナドの直筆サインを紹介する前にいつものお約束です。

私もヤフオクなどでサイングッズを購入することがあります。

ただ、これからご覧頂くのは、そういった購入品ではなく、私か妻がマルドナドから直接もらったサインのみ、100%直筆と断言できるものだけです。

ではご覧下さい。

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イニシャルのPとMを重ねたようなサインです。

少し丸みを帯びた、以下の写真のようなサインをすることもあります。

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少し崩れたり、インクがかすれてしまったサインはこんな感じです。

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私の一番のお気に入りは、優勝シーンにもらった下のサインです。

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ドライビングスタイルは、中米出身先輩ドライバーのモントーヤと似て、少しアグレッシブ過ぎる面もあり、クラッシュシーンも何度かありました。

それもあってか、日本人には好き嫌いが分かれるようです。

ただ、2012年にピット火災の中から骨折した従弟を背負って救出するような、勇気と優しさを持ち合わせた、愛すべきドライバーだと個人的には思っています。

 

ネット上でのサイングッズ出品は、頻繁ではないものの時折見かけます。

あまり高値はついていないようなので比較的気軽に買えると思いますが、真贋が気になった際には、是非参考にして頂ければと思います。

2016年F1カナダGP・シンガポールGP プチ観光情報

前回ブログから2か月ほど間が空いてしまいました。

少しだけ先に近況報告(言い訳)をさせてください。

7月上旬に引っ越しました。

その準備・売買手続き・片付け等々で週末は埋め尽くされ、ブログを書いている時間はありませんでした。

ようやく少し落ち着いたところで4連休となりましたので、久しぶりにブログを書いています。

今後もしばらくは、ブログ更新の頻度は低めになるかと思います。

 

さて、2016年参戦ドライバーのサイン紹介も前回までで一巡していますので、今回はタイトルの通り、2016年に行ったカナダGPとシンガポールGPの追加情報を少し書いてみたいと思います。

 

まずはカナダGPからです。

本編はこちらです。興味があればご覧下さい。

f1world.hatenablog.com

本編でも観光情報はかなり盛り込んでいますので、追加情報はそれほど無いのですが、モントリオールで行った大聖堂について、いくつか追加の写真をご覧下さい。

本編では、中での写真を2枚載せました。

まずは外観の写真です。行く時の参考にしてみて下さい。

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次に中での写真を3枚ほど。

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上の写真は、本編で掲載した写真を撮った部屋の奥にある別の部屋です。

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かなり芸術的な見どころの多い大聖堂でした。

カナダGP観戦時は、寄ってみる価値はあると思います。

 

次に、シンガポールGPでの追加情報です。

本編はこちらです。こちらも興味があれば是非見てみてください。

f1world.hatenablog.com

こちらもカナダGP同様、本編でも観光情報は盛り込んでいますので、追加情報はそれほど無いのですが、マリーナベイサンズでショッピングエリア散策中の写真を多少紹介しようと思います。

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メルセデスのマシンです。

サンズでは、様々なイベントやショッピングエリアに、F1マシンのレプリカが展示されていました。

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実際の走行を観る前から、F1気分を盛り上げることができます。

なので、買い物ももちろん良いと思いますが、展示マシンを探して散策するのも楽しめるかと思います。

 

さて、ブログ更新を2か月ほどできていない間に残念なニュースがありました。

WEC富士2021の中止です。

同じFIA統括競技であるWRCやF1も中止になるのではないかと、とても心配です。

 

現状の国内コロナ禍の原因は政治力の低下だとする意見が多いように思います。

ただこれは、鶏と卵の話かなとも個人的には思います。

原則として、政治家は、民衆の支持を得られなければ職を失う人達です。

となると、仮に正しい政策だとしても、民衆の支持を得られないままで進めることはなかなかできず、結局、民衆のレベルに合わせた政策しか実行できません。

つまり、政治力の低下は、民衆レベルの低下が原因であり、衆愚政治となっているのではないかと危惧しています。

ブログの本質から外れているのでここまでにしますが、もはやこの流れは変えられないのかなと思います。

国内観戦はあまり期待せず、海外観戦再開に向け、ワクチン接種者や感染後回復者(抗体保持者)の出入国手続き正常化を待ちたいと思います。

サイングッズ購入検討の参考に 直筆サイン ナッセ編

今回直筆サインを紹介するのは、フェリペ・ナッセです。

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2016年カナダGP レコノサンスラップにて撮影

「ナスル」とカタカナ表記されることもあるようですが、海外GPでのサイン会やトークショーなどで紹介される際の発音を聞いた感じでは、「ナッセ」と「ナセ」の中間くらい、小さい「ッ」は短め・弱めに発音しているように、私の耳には聞こえました。

「ナスル」とは聞こえなかったと記憶してます。

そんなナッセは、2015年にザウバーからデビュー。

グティエレスザウバーから放出される要因となったドライバー多重契約騒動で、シートを獲得した側のドライバーです。ブラジル銀行という大口スポンサーを抱えていたわけです。

2016年もザウバーから出走しましたが、スポンサーの撤退と同時にシートも喪失。

2年間の参戦でF1界を後にしました。

 

そんなナッセの直筆サインを紹介する前にいつものお約束です。

私もヤフオクなどでサイングッズを購入することがあります。

ただ、これからご覧頂くのは、そういった購入品ではなく、私か妻がナッセから直接もらったサインのみ、100%直筆と断言できるものだけです。

それではご覧下さい。

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サインは、F.Nasrと、名前をそのまま書いているように見えます。

けっこう丁寧なサインだなという印象です。

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ナッセは、ファンサービスも気さくに応じてくれるので、サインをもらったことのある人もいるかもしれませんね。

こちらのブログにも書きましたが、2016年の日本GPでは、スタッフの謎の制止を無視してサインを継続してくれましたし。

f1world.hatenablog.com

ナッセのサイングッズの購入を検討される方で、本物のサインと見比べて検討したい方は、是非参考にしてください。

 

話は変わりますが、こちらのブログにも書いた、昨年10月に買った車の慣らし運転がようやく終わりました。

f1world.hatenablog.com

BMWのMシリーズは、新車出荷時はコンピューターが制限モードになっているそうです(具体的な制限内容は聞くの忘れました…)。2,000kmの慣らし運転が終わると、エンジンオイル・デフオイル交換と併せて、コンピューターの制限を解除して本来の性能を発揮できるようにしてくれます。

2,000km走るのに半年もかかってしまいましたが、私の車もようやく本来の性能になりましたので、落ち着いたらサーキットに行こうかなと思っています。

なお、制限モードでの慣らしが必要なのは、M+数字1桁のスポーツモデルだけの話です。M+数字3桁の普通車は、新車時からコンピューターは通常モードで、慣らし運転もあまり気にしなくていいそうです。

サイングッズ購入検討の参考に 直筆サイン グティエレス編

今回直筆サインを紹介するのは、エステバン・グティエレスです。

グティエレスは、2013年にザウバーからF1デビューしました。

2014年もザウバーから参戦を継続したものの、2015年は当時のチーム代表カルテンボーン主導によるドライバー多重契約騒動にも巻き込まれてシートを喪失。2016年は、その年から参戦を開始したHAASから出走しますが、2017年以降のシートは得られませんでした。

ただ、レギュラーシートを獲得できていない年でも、2015年はフェラーリのテスト兼リザーブドライバーを務め、2018年からはメルセデスの開発ドライバーを務めるなど、上位チームで一定の役割を任せられています。

コロナ禍の現在はわかりませんが、コロナ前はレース現場にも来ていて、2019年のシンガポールGPでは、メルセデスラウンジにも登場していました

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そんなグティエレスの直筆サインを紹介する前にいつものお約束です。

私もヤフオクなどでサイングッズを購入することがあります。

ただ、これからご覧頂くのは、そういった購入品ではなく、私か妻がグティエレスから直接もらったサインのみ、100%直筆と断言できるものだけです。

それではご覧下さい。

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グティエレスのサインは、以前からあまり変化はありません。

私がもらったサインの中で、最も古いものはこちらです。

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これは、2012年、ザウバーのリザーブドライバーだった時、日本GPでもらったものです。

次に、最も最近もらったサインはこちらです。

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これは、2019年のシンガポールGPにてもらったものです。

省略が進んだりということは、ほとんど無いかなと思います。

一方で、少し崩れるとこんな感じです。

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右側の色紙は、日本GPの木曜に人混みの中で歩きながらもらったサインなので、少し崩れてます。

基本的には非常に優しい性格なので、サインもお願いすればもらえることが多いと思います。

サイングッズの購入を検討される方で、本物のサインと見比べて検討したい方は、是非参考にしてください。

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2016年カナダGP レコノサンスラップにて撮影

少し話題を変えて、もう少しだけ。

このブログ、始めてから気付けば1年が経っていました。

ちなみに初ブログはこちらです。興味があれば見てみてください。

f1world.hatenablog.com

コロナ自粛の暇潰しに始めましたが、まさか1年経ってもF1観戦が再開できていないとは、当時は想像もしませんでした。

コロナ先進国の流れを見ていると、ワクチン接種が完了していれば制限はかなり軽減しているようですので、早くワクチン接種して、現地観戦を再開したいと考えています。

今思えば、普通に客を入れて開催された最後のレースは2019年の最終戦アブダビGPだったわけです。このGP、妻は行ったんですが、私は留守番だったんですよね。。。

f1world.hatenablog.com

行けば良かったと非常に後悔。

この時行かなかった理由ですが、上のブログの中では「直前での休暇調整が困難」と書いてますが、要は、会社(上司)に対する遠慮です。

当時の上司は、あまりプライベートの趣味などに理解力のある人ではなく、話すだけでもストレスだったので、調整が面倒だったというのが正直なところです。

ただ、今となって思うのは、今後は絶対に遠慮などしないということです。

有休が残っている限り、行きたいと思ったら必ず行きます。さすがに欠勤してまでは行きませんが。

有休や、その他会社の制度の中で、メリットのある使い方をしようとすると、「権利の主張」などという言葉で揶揄してくる上の世代の人がいますが、そもそも会社側には有休取得を阻止する権利なんて一切存在しません。有休に対しては時季変更権しかないので権利と権利の衝突すら起きず、「主張するまでもない単なる行使」で済む話です。

遠慮なんかしたって、何もメリット返ってこないですからね。

 

【以下、2023年1月追加】

2022年にグティエレスからもらったサインを追加掲載しておきます。

参考にしてください。