2018年シーズン参戦ドライバーのサイン紹介も前回のエリクソンで一巡しましたので、2018年海外観戦の地の観光情報を追加でいくつか紹介していきます。
2018年の海外GP観戦は、下の振り返りブログにも書きましたが、スペインGP(5月)、シンガポールGP(9月)、アブダビGP(11月)と3戦行ってきました。
今回は、最初に行ったスペインGPでのバルセロナの観光情報を少し追加してみたいと思います。
既に書いたスペインGPのブログは、下のリンク内からご覧下さい。
プチ観光情報の1つ目は、こちらのブログにも書いたガウディ通りの話です。
ガウディ通りは、サン・パウ病院とサグラダ・ファミリアを結ぶ直線道路で、飲食店も多い、雰囲気の良い通りです。
そんな雰囲気を少し感じて頂けるかなと思う写真がこちらです。
通りの奥に霞んで見えるのはサグラダ・ファミリアです。
パエリアを食べるには予約無しだと1時間近く待たされるそうで私たちは断念しましたが、次回は予約してでも行きたいと思うような美味しそうな香りが漂う通りでした。
次に、バルセロナで最も有名な観光名所、サグラダ・ファミリアの話です。
サグラダ・ファミリアでは、生誕のファサードと受難のファサードをエレベーターで上まで行くことができます(ここまでは皆さん知ってることですね)。
私が持って行った観光ガイドブック(直前に買ったので、その時点では最新)には、生誕のファサードからは受難のファサードが見え、逆も然りという説明がありました。しかし、実は、建設技術の進歩と3Dプリンタの活用により工事の進捗ペースが上がったことで中央塔の建設が進み、見ることはできませんでした。
上の写真は、左側に写っているのが受難のファサードで、写真中央に建設中の中央塔が写っています。2018年当時でこの状態ですので、現在では更に建設が進んでいるものと思います。
最新のガイドブック等では既に説明が変わっているとは思いますが、少し前のガイドブックなどをお持ちの方はお気を付け下さい。
なので、上から見る景色は、いくつもの塔の間から街を眺めるイメージです。下の写真も、そんな1枚です。
最後の情報は、タクシーの話です。
バルセロナ市街とサーキットの間は、基本的にはシャトルバスで通っていたのですが、土曜日は予選後にファンフォーラムに参加していたため、バスには乗れず、タクシーで戻りました。
そこでちょっとしたトラブルがあったのでお伝えします。
サーキットは田舎にあるので、周囲でタクシーを拾うのは一苦労です。
ようやく拾ったタクシー、動き出した直後くらいにメーターが0でなかったことに気付きました。
ただ、止めて他のタクシーを拾おうと思っても、他のタクシーなんて次いつ見つかるかわからないような状況だったので、乗った時点のメーター値を覚えておいて、降りる時にその分引いて払えばいいやと思い、とりあえず乗車継続。
そして到着してからのやりとりが以下のような感じです。お互いに母国語ではない英語を使った会話なので、多少の言い間違い・聞き間違いはあるかもしれませんが、だいたいこんな会話です。
運転手「〇〇ユーロです。」
私「乗った時点でメーターが0ではなく〇〇ユーロだった、だからその分は払わない。差額のみ払う。」
運転手「俺はバルセロナ市街所属の運転手だ。この国では、他の地域へ迎えに行った場合、そこに行くまでの料金も加算する仕組みだ。」
私「嘘つけ」
運転手「嘘じゃない。現に前の客も払ってる」
こう言って、私に提示された料金と同じくらいの料金の伝票(クレジットカードの控えで客がサインしたもの)を見せてきました。
つまり運転手は、メーターが0だったかどうかは一切争わず、むしろ0でなかったことは当たり前のようにあっさり認め、制度の話に持ち込んできました。
私は内心、嘘だと思っていたものの、スペインのタクシーの制度は正直言ってよく知らないので明確に否定もできません。
宿はこちらのブログにも書いた通りサグラダ・ファミリアの目の前だったので、このやりとりをしている最中、タクシーの外には警察官も何人かいました。警察官に聞いてみようかとも思ったのですが、警察官が英語ができるとは限りません。日本でも、交番の警察官で英語ができる人は極めて少数派でしょう。スペイン語は「お会計お願いします」くらいしか話せないし。。。
結論としては、大した金額でもなかったので払ってしまいました。
教訓。
タクシーに乗る時は、メーター確認だけでなく、制度も理解してからの方が安心かも。